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印欧祖語

*néh₂s

nose

英語での現れ方

本来語の nose は、具体的な鼻と「先端・突き出た部分」の両方に広がる。bottlenose(バンドウイルカ)・bullnose(丸みを帯びた角)は形から、nosedive(機首を下げる急降下→急落)は動きから来た比喩。nosy / nosey は「鼻を突っ込む」→ 詮索好きな。nostril は古英語 nosþȳrel「鼻の穴」で、後半は「穴」を意味した語とされ、今では分解しにくくなっている。

医学・解剖の用語になるとラテン語 nāsus 由来の nas に切り替わり、nasal(鼻の)・nasally・paranasal(副鼻腔の)・nasopharynx(上咽頭)と並ぶ。日常語は nose、専門語は nas- という住み分けを覚えておくと語形を思い出しやすい。ness(岬)は「突き出た鼻」、nozzle は nose の指小形「小さな鼻→注ぎ口」、nosegay は「鼻を楽しませるもの→小さな花束」とされる。