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ゲルマン祖語

*kwikwaz

英語での現れ方

もとの意味は「生きている・生気がある」で、「動きがある→速い」へ移ったのが現代の quick。比較変化の quicker・quickest、副詞 quickly、名詞 quickness、動詞 quicken(速める/活気づく)とその名詞 quickening、くだけた quickie(手早く済ませるもの)、quickstep(速い歩調の踊り)は、すべて今の「速い」の意味で使う。

古い「生きている」の意味は複合語に化石のように残っている。quicksilver は「生きた銀→水銀」で、動き回るように見えることからの命名。quicksand は「生きた砂→人をのみ込む流砂」、quicklime は水と激しく反応する生石灰を「生きている」と見た語。quick- で始まる語に出会ったら、まず「速い」で読み、意味が通らなければ「生きている」で読み直すと解ける。