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中期英語

sur-

上に、超えて

over, beyond

名詞・動詞に付く接頭辞

英語での現れ方

ラテン語 super(上に)がフランス語で縮んだ形で、英語では sur として語の頭に付き、「上に重ねる」「限度を超える」の二つを表す。重ねる側は surname(名前の上に足す名→姓)、surcoat(鎧の上に着る上着)、surbase(台座の上に載せる縁)、surprint(刷ったものの上に重ね刷りする)と、位置関係がそのまま語義になる。surmount は「山を越える」で、surmountable は乗り越えられる、insurmountable・unsurmountable は越えられないほどの(障害・困難)。

surreal の系列は「現実の上をいく」で、20 世紀の芸術運動 surrealism(シュルレアリスム)から surrealist・surrealistic が派生し、いまでは「現実離れした」の意味で日常的にも使う。法律用語の surre 系(surrebutter・surrejoinder)は、答弁のやりとりに「さらに上乗せする」応答を指す専門語。sur- を見たら、まず「上に重ねているのか、限度を超えているのか」を確かめると意味が定まる。なお sur- が別の綴りに化けた super- 系とは別立てで覚えるほうが混乱しない。