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印欧祖語

*weyk-#-2

英語での現れ方

ラテン語 vincō(打ち勝つ)の現在形に由来するのが vinc、完了分詞 victus に由来するのが vict で、同じ動詞の二つの顔。convince は「議論で完全に打ち負かす→納得させる」、convict は同じ接頭辞に vict が付いて「論破する→有罪と決める」。e-(外へ)と結ぶと evict(打ち負かして外へ→立ち退かせる)、evince(打ち勝って示す→はっきり表す)になり、接頭辞を見れば方向が読める。

vict が単独で使われると純粋に「勝利」の語群になり、victory・victor・victorious・victoriously と品詞が揃う。フランス語を経て子音が崩れた形が vanquish(打ち負かす)で、綴りは離れているが同じ根とされ、unvanquished(打ち負かされていない)のように接辞も付く。con- が付けば「議論で勝つ」、e- が付けば「追い出す・引き出す」と仕分けるのがコツ。