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印欧祖語

*dn̥ǵʰwéh₂s

tongue

英語での現れ方

ラテン語 lingua「舌・ことば」を通った lingu が学術語をまとめて作る。linguistics(言語学)、linguist、lingual、sublingual(舌の下の)。数の接頭辞と組めば「いくつの言語を使うか」を表し、monolingual・bilingual・trilingual・multilingual が並ぶ。socio-・psycho-・neuro- を前に足せば研究分野になる(sociolinguistics・psycholinguistics・neurolinguistics)。くだけた lingo(わけの分からない言葉・専門用語)も同じ語から出た形。

古フランス語を経ると langu になり、language・metalanguage(言語を語る言語)・interlanguage(学習途上の言語)が作られる。ゲルマン語の本来語は tongue で、こちらは具体的な器官と「話しぶり」の両方を指し、tongued・tongueless・tonguefish・bluetongue のような複合を作る。ラテン語の古形は dingua で、d が l に変わったのは「なめる」の動詞に引かれたためとされる。コツは、硬い語なら lingu、話す器官そのものなら tongue と役割で切り分けること。