EnglishBattle

印欧祖語

*gew-

曲げる・湾曲する/アーチ・穹窿

to bend, curve; arch, vault

英語での現れ方

ギリシャ語 γῦρος(円・輪)がラテン語 gȳrus を経て入った gyr が、この家族でいちばん見分けやすい形。gyre(渦・旋回)、gyrate・gyration(ぐるぐる回る・回転)、回転を利用した装置の gyroscope・gyroscopic・gyroplane(オートジャイロ)、解剖学で脳のしわを指す gyrus が並ぶ。gyro は「回転儀」の短縮としても、串を回して焼くギリシャ料理の名としても使われる。イタリア語形を経た giro は「(お金が)回る」から振替送金を指す。

コツは、gyr を見たら「回る」と即座に読み替えること。一方この家族には cob・cop・cub・cudgel・cuttle・cower・kibble といったゲルマン語系の語も並んでいて、「丸くふくらむ・かがむ」という形の意味でつながるとされるが、現代の綴りから見抜くことはできない。ラテン語 guttur(喉)から来た guttural(喉音の)も同じ根に結びつけられることがある。実用上は gyr の一群だけを家族として覚え、残りは個別に覚えるのが現実的である。