ゲルマン祖語
*sakaną
非難する・争う
to accuse, to dispute
英語での現れ方
もとは「争う・法廷で訴える」で、そこから「訴えの中身=目的・理由」という名詞が生まれた。これが sake で、for the sake of(〜のために)や for goodness' sake のように「〜という理由・目的で」を表す。for- を付けた forsake は「争って捨てる→見放す」で、godforsaken は「神に見放されたような(ひどい)」。namesake は「同じ名前を持つ相手」、keepsake は「取っておくためのもの=形見」で、どちらも -sake が「〜のためのもの」を担う。
古ノルド語から入った枝が sack の形で、ransack は「家を探し求める→荒らし回って探す」。ramshackle(今にも崩れそうな)もこの ransack の系統から出たとされる。sake は現代では for the sake of の決まり文句で覚えるのが実用的で、単独で「目的」の意味に使うことはほとんどない。