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印欧祖語

*bʰewgʰ-

曲げる・たわめる

to bend, to curve

英語での現れ方

「曲げる・たわめる」が中心の意味で、bow がその代表。弓(曲げて張るもの)、お辞儀(体を曲げる動作)、船首のふくらみと、英語の bow には曲がりのイメージが通っている。rainbow は空にかかる曲線、elbow は前腕の曲がり目で elbowing も同じ語、oxbow は牛の首にかける曲木から川の湾曲部を指すようになった。bowstring や bowt / bowh / bowf の bowtie・bowhead・bowfin、木陰の bower も、曲がった形や弓に由来する。bowed・unbowed(屈しない)は姿勢の比喩。

母音が変わった形もこの家族で、bight は海岸線や綱のたるんだ曲がり、bout は「ひと巡り」から「一勝負・一期間」になった。akimbo は肘を曲げて腰に当てた姿勢を言う語、buxom はもともと「よくたわむ=素直な」で、そこから「ふくよかな」へ意味が移った。buy の buy・buying・buyer や古語の aby も、同じ骨格から出たとされる。b と曲がりの結びつきを覚えておくと、bight や akimbo のような見慣れない語も見当がつけやすい。