EnglishBattle

イタリック祖語

*kʷaizō

英語での現れ方

ラテン語 quaerō(探し求める・尋ねる)の現在幹が quire、完了分詞 quaesītus の幹が quis で、動詞と名詞・形容詞がきれいに対応する。require↔requisite・requirement、acquire↔acquisition・acquisitive、inquire↔inquisition・inquisitive というふうに、動詞形を覚えれば名詞形が予測できる。exquisite は「探し出された→念入りに選ばれた→精妙な」で、意味の移り方が面白い一語。

古フランス語を通った層は quest の形になり、question(問い)・request(求め返す)・questionnaire・conquest が並ぶ。quer / query は「問う」がそのまま残った形で、conquer は con-(すっかり)+求める「征服する」、conqueror・unconquerable と広がる。名詞の quiry(inquiry・enquiry)は同じ語の綴り違いで、英国では enquiry、米国では inquiry が使われることが多いとされる。接頭辞の意味(re- 繰り返し求める、ac- 手元に求める、in- 中を探る、dis- 分けて調べる)が語の性格を決める。