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イタリック祖語

*werðom

word

英語での現れ方

ラテン語で「ことば」を意味した verbum が芯にあり、英語では verb の形が動かない。文法用語の verb(動詞)は「ことばの中のことば=文の核」という位置づけから来たもので、ad-(〜に加えて)が付いた adverb は動詞に添えることば=副詞。proverb は pro-(人前に)+ ことば で「広く言われていることば→ことわざ」、そこから proverbial・proverbially は「ことわざになるほど有名な/周知のとおり」を表す。verbatim は「ことばどおりに→逐語的に」で、引用の正確さを言うときに使う。verbose・verbosity はことばが多すぎること。

verbal は形容詞形で、「ことばの」から二方向に広がる。ひとつは「口頭の」(verbal agreement=口約束)で、対義の nonverbal は身振りや表情によるやりとりを指す。もうひとつは文法用語としての「動詞の」で、adverbial は副詞的な、という具合。verbalize・verbalization は感情や考えを「ことばにする」ことで、心理・教育の文脈でよく出る。verbal を見たら「書き言葉ではなく口に出したほう」か「動詞に関する」かを文脈で選ぶのがコツ。