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Proto-Hellenic

*agéřřō

集める

to gather

英語での現れ方

出発点は「人を寄せ集める」で、集まった場所が agor、すなわち agora(古代ギリシャの広場)。その広場に出るのが怖い状態が agoraphobia(広場恐怖症)で、閉所ではなく「開けた公共の場」への恐怖を指す点が要注意。人が集まって競い合う場は agon(競技会)となり、そこから protagonist(第一の競技者→主人公)、antagonist(対抗して戦う者→敵役)、antagonism・antagonistic・antagonize、そして agonist(作動薬)といった専門語が出た。agony が「苦悶」なのは、競技での必死のもがきが原義とされるため。

広場は議論の場でもあり、そこで「公に言い立てる」動詞から categor の系統が生まれる。category はもともと「人前で言い立てること・告発」で、そこから哲学用語の「述語・範疇」を経て今の「区分」になったとされる。categorize・categorization は綴りが長いうえ英米で -ize/-ise が割れるので、categorized と categorised の両方を見慣れておきたい。allegory も「別の場で語ること」から「たとえ話」になったとされ、この家族に連なる。