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古代ギリシア語

ᾰ̓πο-

離れて・分かれて

away, apart

分離・除去の意を作る

英語での現れ方

ギリシャ語 ᾰ̓πο- は「〜から離れて・すっかり」を表し、後ろの動詞に方向を与える。apostle(遣わされて出て行く者→使徒)、apostasy・apostate(立ち去ること→背教・背教者)、apocalypse(覆いを取り去る→黙示)、apoptosis(落ちること→細胞死)、apotheosis(神へ祭り上げること→神格化)のように、動作の中身は後半が担い、apo- はそこに「離れる・完全に」という色を添える役目に徹する。

次の語が気息音で始まると aph に変わり、aphorism(区切り離す→箴言)、aphelion(太陽から離れた点→遠日点)、apheresis・plasmapheresis(取り去ること→成分採血)がその形。ᾰ̓ποθήκη(しまい込む倉)の系統はやや事情が違い、ラテン語 apotheca を経て各国語で崩れたとされ、apothecary(薬種商)のほか bod / bout の形で bodega・boutique にもなった。学術語では apo- を切り離して後半から読むと、初見の語でも見当がつく。