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イタリック祖語

*pelnō

英語での現れ方

ラテン語 pellō「押す・打つ・追いやる」の一族で、接頭辞が押す方向を決める。compel(追い立てて〜させる→強制する)、propel(前へ押す→推進する)、impel(中へ押す→駆り立てる)、dispel(散らして追い払う)、repel(押し返す→はねつける)と並び、形容詞は repellent・impulsive・propulsive・repulsive になる。

完了分詞から出た puls は名詞側を担当し、impulse(衝動)、propulsion(推進)、repulsion(反発)、expulsion(追放)、pulsation(脈動)のように、動詞と対になる名詞を作る。フランス語を経て日常語になった組では、appeal は「呼びかけて訴える」、repeal は「呼び戻す→廃止する」。同じ流れの push が最も身近な形で、pushy(押しの強い)、pusher、pushchair のように口語で広がった。prop・turboprop は propeller を縮めた言い方。動詞は -pel、名詞は -pulsion/-pulse という形の対応を覚えておくと迷わない。