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ラテン語

-itia

状態を表す抽象名詞を作る

英語での現れ方

「〜であること」を名詞にするのが元の役割で、justice(正しいこと)・malice(悪意)・avarice(強欲)・cowardice(臆病)のように、性質をそのまま名詞にする。そこから「その性質が形になったもの」へ広がり、riches(豊かであること→財産)や merchandise(商人の仕事→商品)のように具体物を指す語も生まれた。service・serviceable のように「務め」を表す語群も同じ作り方。

注意したいのは綴りが一つに定まらないこと。ラテン語の -itia が古フランス語で iceess になり、さらに ise の綴りも生まれたため、同じ語尾が英語では三通りに見える。ice は justice・malice のように「〜さ」を表す名詞に多く、ise は franchise・expertise のように借用名詞に多い。動詞を作る -ise(-ize)とは別物なので、expertise を動詞と読み違えないこと。

この語源をもつ英単語