EnglishBattle

印欧祖語

*bʰergʰ-

守る・保つ

to protect, to keep safe

英語での現れ方

ゲルマン語の「守る・かくまう・隠す」から出た家族。bury は「隠す」が「埋葬する」に定まった語で、burial・burying・unburied・reburial が続く。borrow はもと「担保を預けて守ってもらう」で、そこから「借りる」になり、borrower・borrowing。harb の系統は here-beorg「軍勢の宿」から来ていて、harbor(避難所→港)・harborage、harbinger は「宿を先に取りにいく者→先触れ」と意味が動いた。

コツは、ロマンス語を通った枝で b が br になると知っておくこと。イタリア語 briga(もめごと)由来の brig は brigade(一団→旅団)・brigadier・brig(軍艦・営倉)・brigand(山賊)を作る。フランス語の auberge(宿屋)は harbor と同じ語の別経路で、綴りだけ見ると結びつかない。bargain も「取り引き」を意味する古フランス語からで、この根に連なるとされる。全体としては「守る・かくまう」から「隠す・預ける・宿す」へ枝分かれしたと押さえるとよい。