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印欧祖語

*séksus

英語での現れ方

英語に届いたのはラテン語の名詞 sexus を経た形で、日常語としての sex と、そこから作られた形容詞 sexual が家族の中心になる。実際の語彙はほとんどが「接頭辞+sexual」の組み立てで、hetero-(異なる)・homo-(同じ)・bi-(二つ)・a-(無い)・pan-(すべて)・trans-(越えて)・inter-(間の)・uni-(一つ)・non-(〜でない)が前に立ち、それぞれ heterosexual、homosexual、bisexual、asexual、pansexual、transsexual、intersexual、unisexual、nonsexual となる。意味は接頭辞がすべて決めているので、分解して読む癖をつけたい。

名詞形は -ity を足すだけで、sexuality をはじめ heterosexuality・homosexuality・bisexuality が同じ型で並ぶ。副詞は sexually・asexually。話し言葉ではこれらを縮めた het・homo・pan・ace が使われ、いずれも元の長い語を思い浮かべれば意味が取れる。綴りでは transsexual の s が二つになること(trans + sexual なので当然だが transexual という異綴りも流通している)と、-ise / -ize ならぬ -ity の位置に注意。