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イタリック祖語

*per

〜を通って

through

英語での現れ方

ラテン語 per(〜を通って・〜のあいだ中)から。per は「通り抜ける」意味で pervious(水などを通す)・percutaneous(皮膚を通して行う)を作り、「すっかり・完全に」の強めとしては perfidy・perfidious(信義を破りとおす→不実)に残る。化学では「酸素などを余分に含む」を表し、peroxide・peroxidase・permanganate と専門語を量産する。peregrine は per + ager(畑を越えて→外来の)で、渡りをするハヤブサの名になった。

コツは、フランス語を通ると par になると覚えること。par(同等・標準)、parterre(地面の上に広げた花壇)、paramour(par amour「愛によって」→愛人)、paramount・paramountcy(山の上を通って→最高位の)がその筋。l の前で同化した pel は pellucid(すっかり透き通った)、peregrīnus がなまった pil は pilgrim・pilgrimage(旅する人→巡礼)で、どちらも per の面影が薄い。peradventure(ひょっとして)は par aventure、pram は perambulator(乳母車)の短縮で、日常語の中にも per が隠れている。