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印欧祖語

*(H)reh₁ís

財産

wealth, property

英語での現れ方

「もの・財産」を指した古い語がラテン語で「事柄・事実」の意味に落ち着き、そこから英語の real 一族が生まれた。real(本物の・実在する)を軸に、reality(現実)、realness、really(本当に)という基本語と、realism・realist(現実主義・写実主義)という主義の名が並ぶ。realize は「現実のものにする」が原義で、「実現する」と「気づく」の二方向に広がった。英式綴りでは realise・realisation・unrealised となる。

否定と超越の接頭辞が付いた unreal(現実離れした)、unreality、unrealism、surreal(現実を超えた)も生産的で、surrealism・surrealist・surrealistic は二十世紀の芸術運動の呼び名。哲学・社会学では reify(物象化する)と reification が使われる。republic(共和国)は「公のもの」を意味した表現の縮約で、republican・republicanism が続く。rebus(絵解き謎)はこの語の別の格の形からとされる。