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ゲルマン祖語

*gudą

god

英語での現れ方

ゲルマン語圏で広く使われていた語が、そのままキリスト教の「神」に当てられた。英語では god の綴りが長く変わらず、複合語は大きく二種類に分かれる。洗礼の親族関係を表すもの(godfather・godmother・godson・goddaughter・godchild・godparent)と、性質を表すもの(godly・godlike・godless・ungodly・godliness・ungodliness)で、どちらも「god+普通の語」に分解できる。女性形の goddess、ラテン系の接頭辞と組んだ demigod(半神)もここに入る。

一方、形が変わって気づきにくい語もある。goss の gossip は「洗礼で結ばれた縁者」から「うわさ好き」へ、gidd の giddy は「神に取り憑かれた」から「浮ついた・めまいがする」へと意味が移ったとされる。goodbye も God be with ye の短縮とされ、綴りの上では別語のように見える。神の名を直接言うのを避けた goddam・gad のような形が生まれるのも、宗教語ならではの変化。