EnglishBattle

印欧祖語

*(s)mer-#-1

思い出す・気にかける

to remember; to care about

英語での現れ方

中心にあるのは「心にとどめる」。ラテン語の「覚えている」から来た memo 系は記録・記念の語がそろい、memory(記憶)、memorable / unmemorable(記憶に残る・残らない)、memorandum(覚え書き、短縮して memo)、memorabilia(記念の品)と広がる。re- が付いた remember は「もう一度心にとどめる」で、名詞は remembrance(追憶・記念)。

ゲルマン語系の mourn は「気にかける」が悲しみの側に寄った形で、mourner(会葬者)、mournful / mournfully(哀切な)、unmourned(悼まれない)。ギリシャ語の「証人=覚えていて証言する者」から来た martyr は信仰の証人が「殉教者」となった語で、martyrdom はその状態。ラテン語の「遅れ」に連なるとされる語では、moratorium が支払いなどの猶予、remora は船を遅らせると信じられた魚の名。demur(異議を唱える・ためらう)も同じ流れに置かれる。