印欧祖語
*bʰerH-#-2
茶色い
brown in colour
英語での現れ方
熊を指す bear は古英語 bera に続き、遠くは「褐色のもの」という呼び方だったとする説がある。別の枝では古高ドイツ語 brūn やラテン語 brūnus が褐色を表し、brun を含む brunet・brunette は、濃い褐色の髪の人やその髪色に使われる。bruin は物語などで熊を呼ぶ語で、褐色を意味する名が動物の呼び名になったものだ。
bearskin は熊の毛皮やそれで作った物を指す。berserk・berserker は古ノルド語 berserkr という戦士の呼び名に由来し、これも熊の皮の衣と結びつける説がある。そこから berserk は激しく取り乱した状態に使われるようになった。bearish は熊のような性質に加え、相場が下がると見込む態度にも使う。褐色・動物・人の様子という枝を分けると、色の話と行動の比喩を混同せずに読める。