イタリック祖語
*kʷjētis
休息
rest
英語での現れ方
- quietquiet・quietly・quietness・quietude・quieten・unquiet・unquietly・disquiet・disquieting・disquieted・disquietude
- quitquit・acquit・acquittal・acquitted
- quiescquiesce・quiescent・quiescence・acquiesce・acquiescent
- coycoy・coyness・coyly
中心の意味は「静止・休息」。quiet は音が静かという意味だけでなく、動きや心が落ち着いていることも表し、否定の dis- がつくと disquiet(不安・動揺)になる。quiesc は「静まっていく」という進行のニュアンスをもつラテン語動詞から来ていて、quiescent(休止状態の)は医学や地質学でよく使われる。acquiesce は「(相手の言い分に)落ち着く→黙って従う」で、積極的な同意ではない点が要注意。
ラテン語 quiētus(静かにされた=債務を免れた)が法律用語として使われたことから、quit(免除する→やめる・去る)と acquit(罪を免れさせる→無罪とする)が生まれた。副詞の quite も同じ語にさかのぼり、「完全に落ち着いた→すっかり」から現在の意味になったとされる。coy(はにかんだ)はフランス語を経て「静かな→控えめな」と変わった枝で、綴りは離れているが同じ家族。
この語源をもつ英単語
- acquiesce黙認する
- acquiescent黙従的な
- acquit無罪にする
- acquittal無罪判決
- acquitted無罪になった
- coy恥じらう・曖昧にする
- coyly恥ずかしそうに
- coyness内気
- disquiet不安・不安にさせる
- disquieted不安になった
- disquieting不安な
- disquietude不安
- quiesce静まる
- quiescence静止
- quiescent静止している
- quiet静かな・静けさ
- quieten黙らせる
- quietly静かに
- quietness静けさ
- quietude静寂
- quitやめる
- quiteかなり・全く
- quits
- quitter途中で投げ出す人
- requital報酬
- requite報いる
- requited
- unquiet不安な
- unquietly落ち着かずに
- unrequited報われない