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中期英語

for-

強意・除去・失敗を表す動詞を作る

英語での現れ方

中英語には forbeoden(禁じる)、foryiven(許す)、forsweren(誓いを捨てる)のような動詞がそろっていて、今の forbid・forgive・forswear はその直系にあたる。生き残った主な姿が forbforg で、forbidden・forbearance・forgiveness・forgivable・forgettable のように、語尾を足した名詞・形容詞も同じ枠の中にある。

この接頭辞は中英語期を最後に新しい語を作る力をほぼ失い、以後は既存の語の中でだけ生きている。そのため forget・forgive・forgo・forbid・forfend のように一語ずつ覚える語が中心になり、意味も「離れて・失って」から個別に固まった。forl の forlorn(すっかり失われた→わびしい)はその典型。fore-(前もって)と綴りが近づいたため、forgo と forego、forbear と forebear の取り違えが起きやすい。unfor の unforgettable・unforgivable は後の時代に un- を足した形。