ゲルマン祖語
*maganą
〜できる
to be able
英語での現れ方
- may / maybemay・maybe
- mightmight・mighty・mightily・almighty
- mainmain・mainly・mainland・mainstream・mainstreamed・mainstay・mainspring・mainline・mainsheet・amain
原義は「力がある・できる」。助動詞の may はその「できる」が許可・推量へ薄まったもので、その過去形が might(〜かもしれない)。一方、名詞の might は「力・威力」の意味を濃く保ち、mighty(強大な)、mightily(大いに)、almighty(全能の)に生きている。同じ語が助動詞では抽象化し、名詞では原義を守るという分かれ方をした点が面白い。
もう一つの現れが main で、古英語で「力・体力」を表した名詞から「主要な」の意味に転じた。mainland(本土)、mainstay(大黒柱)、mainstream(本流)、mainspring(主ぜんまい)、mainsheet(主帆の綱)はいずれも「一番力のある〜・中心となる〜」と読める。amain は「力いっぱいに」の古風な副詞で、原義がそのまま残った例。maybe は may be が一語になった綴り。