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印欧祖語

*móri

sea

英語での現れ方

ラテン語 mare「海」から、フランス語経由で最も多い marin の形が英語に入った。marine(海の・海兵隊員)、marines、mariner(船乗り)、marina(ヨットの停泊地)、marinate(塩水に漬ける→マリネにする)、submarine(海の下→潜水艦)、submariner、antisubmarine が並び、submarine を縮めた sub も同じ流れにある。ラテン語形そのままの mare は天文学で月面の暗い平原「海」を指し、その複数形が maria である。

ゲルマン語系では同じ祖形が「内陸の水たまり・沼」の側に傾き、marsh(湿地)・marshy・marshland、そしてその湿地に生える植物から名を得た marshmallow(ウスベニタチアオイ→マシュマロ)が出た。オランダ語で「湖・海」を意味する語を含む借用語が meerkat(ミーアキャット)と meerschaum(海の泡→海泡石)。コツは mar- を見たら「海」を疑うこと。注意点として、「牝馬」を意味する mare は綴りが同じでも別語であり、maar(火口湖)はドイツ語から入った地学用語である。