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Proto-Hellenic

*kətá

下へ

down

英語での現れ方

もとは「下へ」を表す前置詞で、そこから「すっかり・くまなく」という強めの意味も持つようになった。cata の形が最も多く、catastrophe(下へひっくり返す→大惨事)、cataclysm(洗い流す→激変)、catapult(投げ落とす装置)、catalyst・catalysis(すっかり解きほぐすもの→触媒)、catarrh(流れ落ちる→カタル)、catalepsy(つかまえてしまう→強硬症)のように、後半の動詞に「下へ・完全に」を足す型で読める。catalogue は「順に書き下ろす」で目録、categor は「(公衆の前で)言い立てる」から「分類」へ移った語群で、category・categorize・categorization と派生する。

次の語が有気音で始まると cath に変わる。cathedral は cathedra(司教の座る椅子)を持つ教会のことで、下に置く椅子が原義。cathode(下る道→陰極)、catheter(中へ下ろす管)も同じ。そして意外なつながりが chair で、cathedra がフランス語を通って音が崩れた形とされ、armchair・wheelchair・highchair・chairman(議長席に着く人)・chairmanship まで一続きになる。chaise・shay も同じ語のフランス語形。cata / cath を見たら「下へ」か「すっかり」のどちらで効いているかを考えるとよい。

この語源をもつ英単語