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印欧祖語

*streyg-

なでる・こする・打つ

to stroke, rub, or strike

英語での現れ方

ラテン語 stringō(きつく引く・締める)に連なる stri は、strict(きつく引き締められた→厳格な)、restriction(きつく締めること→制限)、stringent(強く締める→厳しい)のように現れる。district・distress・constraint などでは、接頭辞が加わって「別の方向へ締める」「強く圧迫する」といった意味へ広がっている。

ゲルマン語系では strik が strike(打つ・突き当たる)、striker、striking の中心となり、keystroke・backstroke・counterstrike のような複合語にも現れる。strok は stroke の変化形に見られ、sunstroke・breaststroke・upstroke など、打撃や動きの一回分を表す語につながる。

strain は引っ張って緊張させるイメージから strain・restraint・eyestrain に、streak は細長くこすった跡や筋から streaker・streaky・streaked に広がった。中心には「表面をこする」「強く引く・締める」「線や筋をつける」という感覚がある。