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西ゲルマン語

*haim

英語での現れ方

home は建物としての house ではなく「暮らしの場・帰る場所」を指すのが基本で、そのぶん感情を伴う語が多い。homeless(住む場所のない)・homesick(故郷が恋しい)・homeland(祖国)・homecoming(帰郷・同窓会)・homeward / homewards(家路の)がその系統。形容詞 homely は英米で意味が割れ、英国では「家庭的でくつろげる」、米国では「器量のよくない」を指すので使い方に注意がいる(くつろげる意味なら homelike や homey が安全)。

複合語では「自家製・自前の」という意味がよく出る(homemade・homegrown・homebrew・homespun・homemaker)。動詞の home は「(ミサイルや鳩が)目標へまっすぐ向かう」で、homing(帰巣本能の・誘導の)はここから来ている。日常語では homework・homeroom・homepage・homeowner のように、単に「家・本拠」を表す前半部としてもよく働く。故郷を懐かしむ気持ちを表す nostalgia・nostalgic・nostalgically は、ギリシャ語の「帰郷」と「痛み」を組み合わせて作られた語で、同じ「家」の系統に連なるとされる。