印欧祖語
*wendʰ-
巻く・向きを変える
to wind or turn
英語での現れ方
- wandwander・wand・wandering・wanderlust・wanderer
- windunwind・windy・rewind・winder・upwind・winding
- goundergo・outgoing・forgo・go・easygoing・gopher・gofer・churchgoer・moviegoer・theatergoer・going・seagoing・ongoing・goer・forego・theatregoer・thoroughgoing・outgo・churchgoing・oceangoing
- goingoutgoing・easygoing・going・seagoing・ongoing・thoroughgoing・churchgoing・oceangoing
- squandsquander・squandering・squandered・squandermania・squanderer
この語根は「曲がりながら進む、規則正しくない方向へさまよう」という意味をもつとされる。ゲルマン語系の語形を経て、英語では wand が wander(さまよう)、wandering(さまよっていること)、wanderlust(さまよいたい気持ち)のような語に現れる。wind も同じ仲間の形で、windy(風のある)、unwind(巻いたものをほどく)、rewind(巻き戻す)、winding(曲がりくねった)のように、進行や方向の変化を表す語につながる。
別の現れ方が go で、undergo(経験する)、outgoing(外へ向かう)、forgo(断念する)、goer(行く人)のように、接頭辞や語尾と結びつく。going は ongoing(進行中の)、seagoing(海上を行く)、churchgoing(教会へ通う)のような複合語に広がっている。また squand は squander(浪費する)とその派生語に残り、あちこちへ散らすようなイメージから「浪費する」意味になったと考えられる。
この語根では、wand・wind のように曲がる動きやさまよう動きを示す形と、go・going のように進行や移動を示す形が目立つ。語の中にこれらの形を見つけたら、「一定の道筋をまっすぐ進む」よりも「向きを変えながら進む」という中心イメージから意味を捉えると覚えやすい。