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ゲルマン祖語

*sa

英語での現れ方

この語は「その」を指す代名詞・冠詞のもとになった要素で、英語では場所を指す there に姿を変えて残った。そこから、there のうしろに前置詞をくっつけた一群の語が生まれる。therefore(そのために→したがって)、thereby(それによって)、therein(その中に)、thereof(そのうちの)、thereto(それに対して)、thereon、therewith、therefrom、thereafter(その後)、theretofore(それ以前は)、thereabout と thereabouts(そのあたり)。

読み方のコツは単純で、there を that / it に置き換え、後ろの前置詞を前に戻すこと。therefore=for that、therein=in that、thereof=of that、thereafter=after that と読めば、初めて見る語でも意味が取れる。これらは契約書・法令・古い文章で使われる硬い語で、会話では so や after that を使うのが普通なので、書けるようにするより読めれば十分。なお therefore(したがって)と therefor(そのために)は綴りが一字違いの別語なので注意。members にある decoy は、オランダ語の「その檻(de kooi)」の定冠詞を通じてこの家族に連なるとされる。