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印欧祖語

*meyḱ-

混ぜる

to mix

英語での現れ方

ラテン語 misceō「混ぜる」が中心で、直接借りた層は misc の綴りになる。miscellaneous(雑多な)・miscellany・miscellanea(雑録)、miscible/immiscible(混和する/しない)、miscegenation(異種族間の混血)。pro-(公然と)が付いた promiscuous はもと「見境なく混ざった」で、promiscuity・promiscuously も同じ含みを引き継ぐ。動詞の完了分詞 mixtus からは英語の日常語 mix が出て、mixture・mixer・mixing・admix・admixture・premix・unmixed、新しい造語の mixology(カクテル作り)まで生産的に使われる。

フランス語を通ると綴りが崩れて元が見えなくなる。meddle はもと「混ざる」で、そこから「他人のことに首を突っ込む」へ悪化し、meddler・meddling・meddlesome。medley は「混ぜ合わせ→混成曲」、melange(混合物)や melee(入り乱れた乱闘)も同じ系統。英語の本来語側は mash(つぶして混ぜる)で、smash もこれに連なるとされる。スペイン語経由の mestizo・mustang も「混ざったもの」に遡るとされ、遠く見えるが同じ発想。コツは、mix・misc は素直に「混ぜる」、meddle・medley は語源で結び直すこと。