西ゲルマン語
*aiw
長い時・一時代
a long time, an age
英語での現れ方
- notnot・notwithstanding・whatnot
- naught / noughtnaught・nought・naughty・naughtiness・dreadnought
- everyevery・everyday・everyplace
長い時間や「いつも」に関わる古い要素が、否定や全体を表す語の中に残った仲間。古英語 ā(いつも)などにつながり、not や naught / nought の側では否定の要素と組み合わさって「何もない」へ進んだ。each や every の側は一つ一つを漏れなく捉える語へ続く。現在の綴りは大きく変わっているので、語の一部分を一律に「時間」と訳すことはできない。
naught・nought は「無・ゼロ」、naughty はそこから価値のなさや悪さの方向に意味が移り、現代ではいたずらな子どもなどにも使う。everyday は日常的な、everyplace はあらゆる場所を表す。nut もスコットランドの口語で否定を表す用法ならこのつながりに入るが、木の実を指す普通の名詞とは別。否定の枝と、漏れなく全体を捉える枝に分けて覚えたい。