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フランス語

-ier

果樹・船・職業の名を作る

英語での現れ方

フランス語で職業人や道具・場所の名を作った語尾で、英語には綴りごと借りられて ier の形で入っている。人を表すものが最も多く、hotelier(ホテル経営者)、sommelier(ソムリエ)、couturier(服飾デザイナー)、croupier(賭博台の進行役)、cashier(会計係)、financier(金融業者)、rentier(金利生活者)、luthier(弦楽器職人)が並ぶ。軍事の階級・兵種にも同じ型が使われ、brigadier(准将)、grenadier(擲弾兵)、fusilier(銃兵)となる。人以外では、atelier(工房)、brazier(火鉢)、bustier(ビスチェ)のように場所や物の名を作り、動物では tarsier(メガネザル)がある。

コツは、この語尾を見たら「〜をする人・〜のための物」と読むことで、前半にその分野を表すフランス語の語が隠れている。注意点は発音で、フランス語風に読む語と英語風に読み下す語が混在し、綴りだけでは決まらないこと。また英語に溶け込む過程で綴りが変わったものもあり、buccaneer は同じ型の語が -eer の形になった例とされる。lever(てこ)・leverage・leveraging も、同じ語尾を持つフランス語の名詞が入ったもので、今では語尾の意識が失われて完全に英語の語として活用している。