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ラテン語

ne-

〜でない

not

否定の接頭辞

英語での現れ方

ラテン語で語頭に付いて否定を表した ne-。necess 系は「引き下がれない→避けられない」から necessary(必要な)・necessity・unnecessary。nihil は ne+hilum(ごく僅か)で「何もない」を表し、そこから nihilist(虚無主義者)・nihilistic、および annihilate(無に帰す→全滅させる)・annihilation が生まれた。

変化が大きいのが nice で、ラテン語 nescius(知らない)から古フランス語を経て入り、「無知な→愚かな→細かい→感じのよい」と意味が動いたとされる。nicety に「細かい違い」の意味が残るのはその名残。同じハブに conscious・unconscious・subconscious が並ぶのは、その -scious が nescius の後半と同じ「知る」の部分だからで、これらは ne-(否定)を含まない点に注意したい。