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イタリック祖語

*strowō

積み上げる・組み立てる

to pile up, to build

英語での現れ方

過去分詞 strūctus から出た struct が中心で、「積んで組み立てる」がそのまま意味になる。construct(共に積む→建設する)、instruct(中に積み込む→教える)、instrument(組み立てるための道具)、obstruction(前に積む→障害)、destruction(積んだものを崩す)、structure(組み立てられたもの)。位置を表す接頭辞と結んだ infrastructure(下の構造→社会基盤)、superstructure、substructure、understructure は、どれも「土台と上物」の関係を言い分けている。

現在形に近い stru の形もわずかに残り、construe(組み立てて解釈する)・misconstrue(読み違える)、音声学の obstruent(気流をふさぐ音)がこれにあたる。destroy は古フランス語を通ったため struct にならず、動詞だけが destroy・destroyer・destroyed という綴りで残り、名詞・形容詞側は destruction・destructive とラテン語形に戻る。動詞と名詞で綴りが割れるのはこの語の特徴なので、対にして覚えておくとよい。