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印欧祖語

*ǵr̥h₂nóm

穀粒

grain

英語での現れ方

ラテン語 grānum(粒)から来た grain は「穀物・粒・木目」を指し、ingrained(木目に入り込む→染み付いた)、grainy(粒の粗い)、woodgrain のように広がる。指小形 grānulum 由来の gran は「小さな粒」を表し、granule・granular・granulate という理科の語や、granuloma・granulocyte のような医学語をつくる。granary は「粒を置く場所」、grange も同じ流れの語。

ゲルマン語系の本来語は corn で、もとは穀物一般を指したため、barleycorn・peppercorn には「粒」の意味が残る。アメリカ英語ではトウモロコシを指すので、cornfield・cornmeal・cornstarch・cornflour は文脈で解釈が変わる。kernel は corn の指小形で「粒の中身→核」。同じ「粒」の意味がラテン語系と本来語系で二重に入っている典型例で、堅い語には gran / grain、日常語には corn が使われる。