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印欧祖語

*wérǵom

英語での現れ方

ゲルマン語系の work は、そのまま名詞・動詞として使えるうえに複合語を際限なく作る。前に置く型が workshop・workplace・workforce・workbench・workflow・workstation、後ろに置く型が framework・homework・artwork・teamwork・paperwork・guesswork・fieldwork・patchwork。工場・作業場を表すときは works と複数形になり、metalworks・glassworks・steelworks・waterworks・gasworks を作る。work の古い過去分詞 wrought も overwrought に残っている。

ギリシャ語 ἔργον(仕事)はこの語根の別系統で、energ(energy=内で働く力、energize・energetic)と erg(erg=仕事の単位、ergonomic=働きやすさの、ergometer・ergodic)に現れる。surg(surgery)は「手で行う仕事」を意味した語が縮まった形とされ、cryosurgery・psychosurgery・electrosurgery と複合する。allerg(allergy=別の働き方をすること、allergic・allergen・allergist)も ἔργον を含む近代の造語。work と erg が同じ語だと分かると、energy や surgery の中身が読めるようになる。