古代ギリシア語
ᾰ̓νᾰ-
上へ・再び
up, again
上方・反復の意を作る
英語での現れ方
- anaanatomy・anagram・anaphora・anamnesis・anachronism
- analanalysis・analogy・analyst・analytic・analogue
- anod / anionanode・anodize・anodic・anion・anionic
- psychoanal / cryptanalpsychoanalysis・psychoanalyst・psychoanalytic・cryptanalysis・cryptanalytic
ギリシャ語の接頭辞で、方向としては「上へ」、時間としては「もとへ戻って・くり返し」を表す。anatomy(切り上げていく→解剖)、anagram(文字を組み替える)、anaphora(前に出た語をくり返す照応)、anamnesis(呼び起こす→想起)、anachronism・anachronistic(時代を遡らせる→時代錯誤)と、「戻す・繰り返す」の含みが一貫している。anaphase・anabolism のような専門語も、この二方向のどちらかで説明がつく。
analysis は「ほどいて元に戻す」で、英語では前に分野名を付けた psychoanalysis・cryptanalysis の形で量産される一方、urinalysis のように前の語と融合して綴りが縮む例もある。母音の前では an- だけが残り、anode・anion・aneurysm となる。医学・化学の語で ana- を見かけたら、まず「上へ/元へ」を当て、あとは後半のギリシャ語要素を覚えるのが早い。