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ゲルマン祖語

*lagą

英語での現れ方

動詞 lay(置く)と同じ系統で、「定め置かれたもの」が law(法)になったとされる。古ノルド語を経て英語に入った語で、lawful(合法の)・lawfully・lawfulness と unlawful・unlawfully・unlawfulness、lawless・lawlessness が対をなす。担い手を表す語も多く、lawyer(弁護士)、lawmaker・lawmaking・lawgiver(立法する側)、lawman(法の執行者)、破る側の lawbreaker と outlaw(法の外に置かれた者→無法者)・outlawed が並ぶ。訴訟は lawsuit。

意外な仲間が fellow で、古ノルド語の「財を一緒に置く者=共同出資者」に遡るとされ、そこから「仲間」「(大学の)研究員」へ意味が広がった。fellowship は交友と研究奨学金の両方を指し、bedfellow(同床者)は「妙な組み合わせの相棒」の比喩で使う。海事の lagan は沈めて置かれた積荷のこと。lay(置く)を軸に、置かれた定めが law、共に置くのが fellow、と結ぶと覚えやすい。