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ゲルマン祖語

*markō

境界

boundary, edge

英語での現れ方

ゲルマン語の「印・境界」に遡る。mark は目印そのもので、landmark(土地の目印)・benchmark・watermark・trademark・postmark のように「何の印か」を前に置いた合成語を次々に作る。動詞では「印をつける→注目する」となり、remark(印をつけて言う→述べる・所見)、remarkable(印をつけるに値する→注目すべき)へ広がった。

「境界」の側から出たのが辺境地帯を指す march で、そこを治める領主が margrave・marquis、その妻が marchioness・marquise となる。境界を引く demarcate・demarcation も同じ流れ。歩く march もフランス語 marcher を経てこの一族に連なるとされ、境を踏んで進むイメージでつながる。