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印欧祖語

*gerh₂-

しわがれ声で鳴く;鶴

to cry hoarsely; a crane

英語での現れ方

鳴き声をまねた擬音的な語根で、声そのものと、その声を出す鳥の両方を指す。英語では crow が代表で、名詞ではカラス、動詞では雄鶏が時をつくる・勝ち誇るの意味を持つ(crowing)。crake・corncrake も鳴き声から名づけられた鳥、croon は低く唸るように歌うことで、crooner は甘い声で歌う歌手を指す。scarecrow は「カラスを脅すもの=かかし」。

鳥の形から道具や植物へ広がるのがこの家族の面白いところで、crowbar はカラスのくちばしに似た形の鉄梃、crowfoot は足の形に由来する名。geranium はギリシャ語の「鶴」から出た語で、実の形が鶴のくちばしに似ることによるとされる。なお crew は crow の古い過去形(雄鶏が鳴いた)で、乗組員を意味する語とは綴りが同じでも別物なので注意。