EnglishBattle

印欧祖語

*stéh₂tus

英語での現れ方

「立つ」を表す動詞の名詞形で、「どう立っているか=状態・立場」が原義。英語に入った state はまず「状態」、次に「国家・州」を表し、動詞では「立場をはっきりさせる→述べる」となった。statement・restate・misstate・stated は述べる側、statewide・interstate・intrastate・statehouse・statecraft・upstate は国家や州の側、stately(堂々とした)・stateroom(特別室)は「格式ある立場」から出た使い方。stateless は国籍がない状態を指す。

程度の言い方では understate(控えめに言う)と overstate(誇張する)が対をなし、それぞれ understated・overstated・understatement・overstatement を派生する。人を指す語では statesman・stateswoman・statesmanship が「国を担う見識」を含意し、unstatesmanlike はその欠如。古フランス語を通った estate は「身分・財産」、ラテン語から直接借りた status は「地位・現状」で、同じ語が入った時期の違いで役割が分かれている。コツは、state 系は接頭辞(re-・mis-・under-・over-・re-in-)が意味を決めるので、そこを先に読むこと。