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ゲルマン祖語

*slahaną

打つ

to strike

英語での現れ方

中心の意味は「強く打つ」で、そこから「打ち殺す」へ進んだ。slay / slain は不規則変化 slay–slew–slain を持つ古風な語で、聖書や物語の「討ち取る」に使われ、slayer(討つ者)・slaying(殺害)を作る。名詞側は slaught の形になり、manslaughter(人を打ち殺すこと=法律用語の故殺)、onslaught(襲いかかること=猛攻)に残る。members にある sledge(打ちつける大づち)も、この「打つ」から出た枝とされる。

注意したいのは、同じハブに slow の系列(slow・slower・slowest・slowly・slowness・slowing・slowpoke)が並んでいること。こちらの意味は「のろい」で、「打つ」から意味をたどることはできない。slay 系=打つ・殺す、slow 系=のろい、と最初から二つに割って覚え、綴りが似ているからといって意味を結び付けないほうがよい。