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印欧祖語

*déḱm̥

英語での現れ方

数の「十」。本来語では ten がそのまま残り、序数 tenth、tenfold(十倍)、tenner・tenpin・tenpence。13 から 19 は「十を足した数」で、teen の thirteen から nineteen が並び、そこから teen・teens・teenage・teenager(十代)が生まれた。fourteen と night が縮まった fortnight は「二週間」を指し、fortnightly と使う。thirteenth・eighteenth のように序数も規則的に作れる。

ラテン語 decem 系は dec で、decade(十年)、decimeter(十分の一メートル)。十人を束ねる長を意味した decānus からは dean(学部長・司教座の長)と、フランス語を経た doyen・doyenne(長老)が出た。ローマの銀貨 dēnārius(十アス分)は、各地の通貨名 dinar・dinero・denier として今も残る。ギリシャ語 δέκᾰ は triskaidekaphobia(十三恐怖症)に見え、femtosecond の femto- も北欧語の「十五」から作られたとされ、遠回りにこの家族へつながる。