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印欧祖語

*bʰel-#-1

大きな音を出す

to make a loud noise

英語での現れ方

印欧語の「大きな音を出す・吠える」にさかのぼる語根で、ゲルマン語側では bell(鐘)に落ち着いた。doorbell・cowbell のように「どこの鐘か」を前に置く複合が多く、bluebell・bellflower は花の形が鐘に似ていることから、bellbird は鳴き声から名づけられている。bellwether は鈴をつけて群れを先導する雄羊のことで、そこから「先導役・先行指標」の意味になった。ホテルの bellboy・bellhop・bellman は呼び鈴に応じて動く係。dumbbell は「音の出ない鐘」で、もともと鐘つきの練習装置を指し、そこから鉄アレイになったとされる。barbell は棒の両端に重りをつけた版。

鳴き声を写した bleat / blat も同じ根で、bleat は羊やヤギの鳴き声、blatant は「やかましい」から「露骨な」へ移った語とされる。少し離れて見えるのが feeb で、こちらはラテン語 flēbilis(泣くべき・嘆かわしい)を経由した枝。feeble は「嘆かわしい→弱々しい」で、声を上げるイメージが弱さの表現に転じている。