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印欧祖語

*werh₁-

話す

to speak

英語での現れ方

「話す」を意味した印欧祖語から、本来語と借用語が別々に育った家族。ゲルマン語系の word は日常語の中心で、複合語では「〜の語」を作る型が目立つ。password(合い言葉)、headword(見出し語)、catchword(キャッチフレーズ)、watchword(標語)、byword(代名詞のように言われる語)、buzzword(流行語)、foreword(前書き)、crossword(クロスワード)がその型で、wordy(くどい)・wording(言い回し)・wordplay(言葉遊び)・wordless(言葉にならない)・reword(言い換える)と派生も豊富。

ラテン語 verbum を経た verb は文法・書き言葉に寄る。verb は「言葉そのもの」がそのまま品詞名の「動詞」になった語で、adverb は「動詞に添える語→副詞」、proverb は「人前に出される言葉→ことわざ」。verbal(言葉による・口頭の)、nonverbal(非言語の)、verbatim(一語一句そのままに)、verbose・verbosity(言葉数が多い→冗長)と、抽象度が一段高い語が並ぶ。ギリシャ語 ῥήτωρ(弁論家)からの rhetor は rhetorical(修辞の・反語的な)に残り、verve はフランス語を経て「言葉の勢い→気迫」になったとされる。