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印欧祖語

*h₂ger-

集める

to gather together

英語での現れ方

「集める・群れにする」という語根は、ラテン語系では greg の形で現れ、aggregate(集めたもの)、congregation(集まった集団)、segregate(集団から分ける)、gregarious(群れを好む)のように、集団を作ることや分けることを表す。egregious は集団の外へ出たものという経路で、現在の「ひどく目立つ」という意味につながる。

ギリシャ語系では agor が agora(人々が集まる場所)や agoraphobia に現れ、agon は protagonist・antagonist・agonist・agon・agony などに見られる。競争や対立の場を表す agon から、antagonism・antagonistic・antagonize のような対立の語が生まれた。また cat / categor は category・categorize・categorization などに現れ、物を分類してまとめる働きを表す。

別の音変化を経た cro も crook・crock・crouch・croak・crochet などに現れる。これらは「曲がる」「引っかける」ような形の広がりを示す語群で、crookneck や crotchet などにもつながる。全体として、集めて一つの群にすること、群れの中で対立すること、そして形をまとめたり曲げたりすることへ意味が展開している。