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印欧祖語

*līnom

英語での現れ方

ラテン語 līnum(亜麻)から出た語で、英語では糸をまっすぐ張ったイメージの line が中心。headline・timeline・pipeline・coastline・baseline のように「〜の線」を後ろに付けた複合語が非常に作りやすく、online(線上=つながっている)や underline のように副詞・動詞にもなる。数学や技術の語では linear の形をとり、nonlinear・curvilinear・collinear・bilinear と接頭辞で線の関係が変わる。

血筋や系統という「線」を指すときは lineal / lineat の系列になり、patrilineal(父方をたどる)・matrilineal(母方をたどる)・bloodline のように、切れずに続く筋を表す。delineate は「線で囲って描く→輪郭をはっきりさせる」。素材の亜麻そのものを指した層は lin の綴りで残り、lint(糸くず)・linoleum(亜麻仁油で作る床材)・lingerie(もとは麻の肌着)がその名残とされる。line を見たら「引かれた一本の筋」を思い浮かべ、複合語では前半が何の線かを言っているだけだと読めばよい。