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印欧祖語

*bʰuHyéti

英語での現れ方

ギリシャ語 φύω(生える・生じる)から出た系統で、名詞 φύσις(生まれつき・自然)由来の phys が最も目につく。physics は「自然についての学」、physical は「自然界の→物質の・身体の」、physician は自然学の知識で治す人からとされ、physiology・physique・physiognomy はいずれも「生まれ持った体のありよう」に関わる。geophysics・astrophysics・biophysics のように分野名の後半に付くのもこの層。

植物は「生えるもの」なので φυτόν 由来の phyt が生物学の語を作り、epiphyte(他の植物の上に生える)・sporophyte・gametophyte・phytoplankton のように「〜植物」を表す。φῦλον(種族)由来の phyl は分類の phylum・phylogeny(系統の生じ方)へ。医学の symphysis・hypophysis は「共に生じる→結合部」「下に生じるもの→下垂体」で、-physis は「生え出た部分」と読める。