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印欧祖語

*h₂weh₁-

風が吹く

to blow, of wind

英語での現れ方

吹くものそのものが wind で、windmill(風車)・windshield・windpipe(気管)・windbreak・windstorm のほか、風向きを言う headwind・upwind・downwind・crosswind が並ぶ。windfall は「風で落ちた実」から「棚ぼた」へ転じた語。window は「風の目」=壁に開けた穴からとされ、windowpane・windowsill に残る。羽ばたいて風を起こす wing も同じ根とされ、wingspan・winged・wingless・batwing・lacewing のように使われる。空模様を言う weather、風でもみ殻を飛ばす winnow も同じ枝。

ラテン語 ventus(風)からは vent(通気口)・ventilate(風を通す→換気する)・ventilator・hyperventilate(過呼吸になる)が入った。速さを表す語も「吹くように速い」からとされ、velocity・velodrome・velocipede・velociraptor に残っている。ギリシャ語の「蒸気」からは atmosphere(大気)が作られた。w で始まる身近な語(wind・wing・weather・window)と、v で始まる硬い語(vent・velocity)が同じ根だと知っておくと、意味の見当がつけやすい。